岡山大学吟詩部 OB会 規約
  詩吟とは,日本伝統芸能の一つで,漢詩や和歌などを,吟法(節回し)にそって歌うことです。
漢詩を吟法に沿って歌うことをを歌うことを,「吟ずる」「詩吟する」と言います。
  漢詩とは,四句で表現した「絶句」や八句で表現した「律詩」,形にとらわれない「古詩」などの
形があります。吟詩部では,普段,漢詩を吟じます。
  和歌(五・七・五・七・七の短歌)や俳句や新体詩を吟ずることにも挑戦しています。
 一人で吟ずるのことを「独吟」と言い,詩吟ををする本来の姿です。吟詩部もこの「独吟」を重視
しています。
 他の吟じ方としては,「合吟」「連吟」にも挑戦しています。
  ・「合吟」・・・斉唱のように声を合わせて吟ずること
   ・「連吟」・・・数名で順に吟ずること

 演出の仕方として,「構成吟」「剣舞・扇舞」も行っています。
  ・「構成吟」・・・特定の主題のもとに複数の吟目が組み合わされ、ナレーションやBGM、舞台照
  明といった演出にも工夫を行う総合的な舞台芸術
 ・「剣舞・扇舞」・・・詩吟に合わせて日本刀(模擬刀)を持って舞う「剣舞」,扇子を持って舞う扇舞
  も行っています。
 詩吟の流派は数多く存在します。吟詩部は,公益社団法人関西吟詩文化協会の吟法を
拠りどころにしています。
  吟詩部では,「吟詠五則」を定め,詩吟の活動
に真剣に取り組んでいます。